プレシーズンで息子と初共演したレブロン「父親が願うこととして最も素晴らしいことの1つ」
10月7日(現地時間6日、日付は以下同)。プレシーズンゲーム2試合目のロサンゼルス・レイカーズが、アクリシャー・アリーナ(カリフォルニア州パームデザート)でフェニックス・サンズ戦に臨み、114-118で敗れた。 【動画】プレシーズン初出場を飾ったレブロンとデイビスのハイライト! 5日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦(107-124)に続いて2連敗となったレイカーズだが、サンズ戦でレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスが初出場。レブロンが約16分でファストブレイクから豪快なダンクを炸裂させるなどゲームハイの19得点に5リバウンド4アシスト2ブロック、デイビスも約18分プレーして17得点8リバウンド3アシストをマーク。 そしてこの試合の第2クォーターで、レブロンと長男ブロニー・ジェームズがコートでそろってプレーしたことで“NBA史上初の親子共演”が実現。ブロニーは約13分間の出場で無得点に2リバウンド、4ターンオーバーに3ファウルに終わったとはいえ、プレシーズンゲームながら歴史的瞬間となった。 レイカーズのJJ・レディックHC(ヘッドコーチ)は「彼らにはプレシーズンで一緒にプレーするチャンスを与えたかった…。それはゲームの流れで実現できるかどうかだった」と試合後に話すも、レブロンは試合前の時点でプロとして一緒にプレーすることになるかもしれないと伝えられていたという。 「公式戦のように準備している」レブロンにとって、ブロニーとの親子共演は「父親として、すべてを意味するもの」だったようだ。 「自分の息子とこうした瞬間をともに共有し、最終的に息子と一緒にできた。それは父親が希望すること、または願うこととして最も素晴らしいことの1つだと思うね」 レイカーズのプレシーズンゲームは残り4試合。父レブロンは39歳ながらチームの看板選手で得点源。一方の息子ブロニーはディアンジェロ・ラッセル、ゲイブ・ビンセントに次ぐチーム3番手のポイントガードという立ち位置のため、23日に幕を開けるウルブズとのレギュラーシーズン開幕戦を皮切りに、NBAの公式戦で両者が共演できるかどうかは微妙。 それでも、世界最高のプロバスケットボールリーグで前代未聞の“親子共演”が実現する可能性はあるだけに、今後の動向にも注目していきたい。
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