まだまだ応援が必要-能登半島地震被災地に京都府福知山市からボランティアバス 10代~70代乗せ日帰りで
倒壊家屋の瓦撤去や運搬など
京都府福知山市民の10代から70代までの20人が、能登半島地震の被災地支援のため、ボランティアバスで石川県七尾市へ向かい、日帰りで災害ゴミの片付けや運搬などに汗を流してきた。 福知山市災害ボランティアセンター(市社会福祉協議会)が、学生と一緒に定期的に七尾市などを支援している福知山公立大学・大門大朗准教授の協力で、ボランティアバスを運行することになった。 一行は16日午前4時30分ごろ、石川県をめざして市役所を出発し、同9時ごろから七尾市中島地区で、5人ずつの4グループに分かれて活動。倒壊家屋の瓦の撤去や運搬、仮設住宅で運営されている居場所づくりのカフェの手伝い、支援内容が書かれた印刷物の戸別配布などがあり、午後4時ごろまで取り組んだという。 同行した市社会福祉協議会職員(30)は「七尾市には5月にも行きましたが、今も倒壊したままの家があったり、ブルーシートがかけられている家があります。いろいろな作業がまだあると思います」と話していた。