中日・立浪監督「2年間見ていますけれど、今日が内容的にも一番よかった」3安打1打点の石川昂弥をたたえる
◇プロ野球セ・リーグ 中日5-0ヤクルト(26日、バンテリンドーム) 交流戦前最後の試合で快勝した中日。立浪和義監督は、3安打1打点の活躍をみせた石川昂弥選手をたたえました。 【画像】球団マスコットのドアラに腕を上げられる中日・石川昂弥選手 初回、先頭の村松開人選手が出塁しますが、続く田中幹也選手が送りバントを失敗。それでも3番の石川選手がセンターフェンス直撃のツーベースでチャンスを広げると、ビシエド選手のタイムリーなどで2点を先制。立浪監督は「内容を見ても初回もバントの失敗の後ですから、いい形でつないでくれた」と振り返ります。 石川選手は3回にもタイムリーを放つなど、3安打1打点の活躍。今季は開幕2軍スタートとなり4月25日から1軍に合流となりましたが、5月は16試合で打率.314と好調をキープしています。 「2年間見ていますけれど、今日が内容的にも一番よかった。これを忘れずになにかいいきっかけにしてほしい」とさらなる期待を込めました。 さらに初回にバントをミスした田中幹也選手は6回に追加点となるタイムリーをマーク。「あと1点あればいけるというところで、村松に送らせてあの一打は大きな1点」と打線のつながりを評価しました。 この勝利で4位に浮上した中日。28日から始まる交流戦へ向けては、「いい形で交流戦前の試合に勝てましたし、特にこの球場で点が取れないゲームが続いたんですけれど、今日のようなゲームを増やしていけるように」とコメント。また「パ・リーグの選手はセ・リーグに負けたくないという気持ち的なところもここ最近の勝敗に表れていると思う。初戦からしっかり戦っていきたい」と引き締めました。