カンザスシティ・チーフスvsサンフランシスコ・49ersスーパーボウル58 注目の選手たち | NFL
カイル・ユーズチェック(49ers)
才能あふれるオフェンス陣において、フルバックのカイル・ユーズチェックはその接着剤のような存在だ。マキャフリーへの道を切り開くこと、パーディを守ることのどちらにも貢献している。しかしながらNFCチャンピオンシップではダウンフィールドでの貢献も見せ、第1クォーターに極めて重要な23ヤードパスのレシーブに成功した。 ユーズチェックのポジショニングとインパクトは、今後2週間チーフスのディフェンスコーディネーターであるスティーブ・スパグノーロの頭を悩ませるだろう。
ラジャリアス・スニード(チーフス)
スパグノーロは、レイブンズに勝利した試合でのパフォーマンスでリーグ最高のコーディネーターとしての地位を確立した。 ディフェンス全体にわたる戦略は秀逸だった。一人の選手を選ぶのは難しいが、ラジャリアス・スニードは重要なプレーを数多く成し遂げ、QBラマー・ジャクソンとレイブンズを止める上で大きな貢献を果たした。彼はセカンダリーでクォーターバックを仕留め第1クォーターのタッチダウンを阻止し、第3クォーター終盤にはゼイ・フラワーズがエンドゾーンに到達するのを食い止め、さらにその直後にはフラワーズのゴールラインでのファンブルを誘発した。 パスカバーの正確性と身体を張ったプレーの融合が、49ersのオフェンスを抑え込む上で欠かせない存在にしている。
アイザイア・パチェコ(チーフス)
49ersのランディフェンスはシーズン通して弱点となっていた。そしてその弱点を攻められたことで、週末にスーパーボウル出場の機会を逸することになりかねないところまで追い込まれた。ライオンズが前半にスティーブ・ウィルクス率いる49ersにラン攻撃を繰り広げたのだ。 チーフス陣営がこのゲームの映像を見返えせば、アイザイア・パチェコは間違いなくその状況に興奮を覚えるはずだ。パチェコは力強いランナーで、49ersの脆弱なインテリアラインをフル活用することができる。NFL2年目のランニングバックは今シーズン、ファーストコンタクトから平均3ラッシングヤードを獲得しており、この点が49ersにとって悩みの種になる可能性がある。
Joe Mewis