アジア最高額はどこ!? 代表チーム最新市場価値ランキング9位。金額よりも実力がある強豪国は?
FIFAワールドカップ(W杯)アジア最終予選が9月から始まり、アジア各国の代表がW杯の切符をつかみ取るためしのぎを削っている。近年はアジアの選手も評価されるようになり、市場価値も全体的に増加傾向にある。今回は、アジアの代表チームの市場価値をランキング形式で紹介する。(成績は『transfermarkt』参照。※メンバーは11月シリーズ発表時点のもの)
9位:カタール代表 最新FIFAランキング:46位 総市場価値:2018万ユーロ(約32億2880万円) 最高額選手:アクラム・アフィーフ(600万ユーロ/約9億6000万円) 9位には、今年初旬に行われたアジアカップで2連覇を達成したカタール代表がランクインした。その総市場価値は2018万ユーロ(約32億2880万円)となっている。 国内リーグの給与が高額なこともあって欧州リーグに所属する選手はいないが、その実力の高さはアジアカップ2連覇という事実が物語っている。中でもアジアカップで8得点3アシストを記録し、MVPと得点王に輝いたFWアクラム・アフィーフ(アル・サッド)はアジアでも屈指のタレントで、その市場価値は600万ユーロ(約9億6000万円)にも及ぶ。 彼の次に高い市場価値を叩き出したのが、カタール代表の最多得点記録を更新し続けるFWアルモエズ・アリ(アル・ドゥハイル)だ。市場価値は300万ユーロ(約4億8000万円)と世界基準では高くないが、実力的にはアジアレベルで敵なし。現在、最終予選でも4試合連続ゴールと得点を量産しており、2大会連続となるワールドカップ出場に向けてエースらしい活躍を披露している。 大台の100万ユーロ(約1.6億円)以上の市場価値を記録した選手は彼ら2人しかいなかったが、抜群の身体能力を誇るGKマシャアル・バルシャム(アル・サッド)や昨年11月にブラジルから帰化したルーカス・メンデス(アル・ワクラ)ら実力者は多数いる。彼らが持つ実際の力は2018万ユーロ(約32億2880万円)以上のものがあるだろう。
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