【パリ五輪】“初老ジャパン”日本馬術界92年ぶりメダル 最年長の大岩義明選手(48)一度競技を離れ…その後、再開 5回目の出場で悲願「信じられない」
パリオリンピックが日本時間の8月12日の朝、幕を閉じました。長野県関係は14人が出場。このうち柔道・出口クリスタ選手が金メダル、馬術団体・大岩義明選手が銅メダルを獲得しました。大岩選手の活躍を振り返ります。 総合馬術・団体のメンバーの平均年齢は41.5歳「初老ジャパン」。 最年長48歳、諏訪市の「nittoh」所属・大岩義明選手。 人馬一体、見事な騎乗で銅メダルを獲得しました。日本馬術界92年ぶりのメダルです。 総合馬術・団体 銅・大岩義明選手: 「いまだにちょっと信じられないですね。これを目標にしてきたのでいろんな人に会ったら実感が湧くと思います」 大岩選手はロンドンのファームを拠点にしています。 競技を終え凱旋した大岩選手。 まずはともにメダルを獲得した「グラフトストリート号」にニンジンをプレゼントしました。 大学卒業後に一時競技から離れていた大岩選手ですが、その後、オリンピックを目指し再開。今回5回目の出場にして悲願のメダルを手にしました。 大岩義明選手: 「小学校くらいから『オリンピック選手になりたい』という夢があって、メダルをずっと目標にしてきたのでやっと1個取れたという感じです」 メダルと共に話題となったのが自分たちでつけたという「初老ジャパン」の愛称です。 大岩義明選手: 「食事している時に『なんか名前つけようか』くらいのところから始まった話だったので、僕が最年長なのでそこをいじってる部分もある。これを機会に(馬術が)面白いと思ってもらえたらいいな」 大岩さんはこれからも競技を続けていくということです。
長野放送