あわすのスキー場(富山市)で安全祈願祭 14日から営業開始
富山市粟巣野(大山)のあわすのスキー場で8日、安全祈願祭が行われ、スキー場関係者約25人がスキー客の無事故を願った。朝から雪が降りゲレンデに十分な積雪があったため、営業をスタートさせる14日を前にプレオープンを実施。スキー愛好家らが初滑りを楽しんだ。(川崎那月) 雄山神社の佐伯睦麿宮司が祝詞を奏上し、ゲレンデをはらい清めた。スキー場を運営する「NPOあわすの」の大江利男理事長が「思いがけない雪となり、安全祈願祭にふさわしい日になった。これからも多くの人に愛されるように運営していく」とあいさつした。 祈願祭終了後、約20センチの積雪があった下部ゲレンデがプレオープンした。交流サイト(SNS)などで情報を知った人たちが早速を訪れ、「今年もたくさん滑りに来たい」などと話しながらスキーやスノーボードを満喫した。 オープンする14日は、リフト券が無料になる。25日は昨季150人以上が訪れた「日本一薄暗いナイター」を午後7時から下部ゲレンデで実施。28日からは月1回、愛犬と一緒にスキーやソリを楽しめる「ワンワンパラダイス」を初めて行う。しつけに自信のある人限定で、犬のリフト券も販売する。スキー場の松井一洋支配人は「幅広い人たちに足を運んでもらいたい」と話した。今季の営業は来年3月30日までの予定。