立民・野田代表&維新・吉村代表、来夏の参院選1人区で“共闘”へ、野党候補一本化へ予備選実施も検討
立憲民主党の野田佳彦代表(67)と日本維新の会の新代表に選出された吉村洋文大阪府知事(49)が8日、来夏の参院選で“共闘”を検討することで一致した。 8日に出演したフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)で、野田氏は、吉村氏が提唱する1人区での予備選挙実施について前向きな姿勢を示した。 フジテレビ政治部長で解説委員の松山俊行氏が「きょうは野党第1党と第2党の党首がいらっしゃってるので、今後の参院選に向けての野党共闘の動きについてもお伺いしたいと思います。そうした中で1つ出ているのが予備選の実施という話があります」と野党共闘について話を振ると、野田氏は「32の1人区でどれだけ野党が一本化をして、自公と戦って勝てるかどうかっていうのは、次の参議院選挙で1番の勝負だと思います。その意味では、一本化を図る1つのアイディアとして予備選というのも、これは十分お考えを聞いて、われわれも何かちょっと提案をしながら一本化実現を早めにしていきたいと思っています」と述べた。 一方の吉村氏は「来年の通常国会が始まるまでに維新としての予備選案をまとめます」と言い、「それを野田さんに、また他の野党にも提示したいと思います。1人区で一本化は僕は絶対にやるべきだと思っていますから、そこは野田さんの意見と完全一致です」とした。 この吉村氏の提案に対し、野田氏は「維新と立憲だけじゃなくて野党全体を含めてということでよろしいですか?」と確認し、吉村氏は「はい」とうなずいていた。