感謝なくして、幸せでいられるはずがない…「感謝の気持ち」が足りない人に欠けている視点
ここは、感謝のステージとしては出発点。「何か良いことが起こらないと感謝できない」とも言えるからです。「何かしてもらったら、ありがとう」という「瞬間の感謝」の段階でもあります。 このステージで大切なのは、なんといっても感謝をハッキリ口に出して伝えること。「感謝していたつもりだった」では、相手に伝わっていないことがほとんどです。まず、ここができなければ、人が離れていってしまいます。人の親切をしっかり感じ、きちんと「ありがとう」を伝えて第1ステージクリアです。
■当たり前の日常に感謝すること 2 日常への感謝(当たり前のことに、ありがとう) ここから先が、幸せに生きている人のステージです。 当たり前のことに感謝できるのが第2ステージ。 特段何か良いことが起きているわけではなくても、当たり前になっていることに感謝できるかどうか? がポイントです。 たとえば、朝、起きることができて、体が動くこと。空気が吸えること。眠れたこと。 住む家があること。飲むことができるお水があること。食事をゆっくり美味しくいただけること。仕事があること。友人たちがいること。
などなど、当たり前の日常に感謝ができていますか? 外側からのものではなくて、「自分の内側から起こる感謝」とも言えます。 私たちの大半の時間は「当たり前の日常」です。それに感謝できたら幸せ体質になっていますよね。 3 逆境への感謝(何が起きても、ありがとう) 何が起きても感謝、逆境へも感謝。つまり、あらゆるものへの感謝、万物への感謝とも呼べる最終ステージです。 この第3ステージまで来た人、何が起きても、ありがとう! が言える人は感謝の達人であり、まさに無敵。そして同時に「感謝脳」の完成も意味します。
第2ステージとの大きな違いは、普通だったら困難だと言える状態にも感謝できるかどうか。たとえば病気や怪我、借金、苦手な人。そんな逆境やピンチにも感謝できるレベルです。一見、感謝できそうにないことでも、感謝しようとフォーカスすると、たくさんの気づきがあるものです。 私が見てきたところ、この第3ステージの体験を経て、第2ステージの「当たり前の日常への感謝」が深くなる方も多くいます。 ■「逆境への感謝」の例:大怪我を味⽅にしたJリーガーの弟