初V目指す桑木志帆、第2日中止も前向き 練習終え「ネイル行ってきます」と笑顔 ファン対応も
<国内女子ゴルフツアー:資生堂レディース>◇第2日◇28日◇神奈川・戸塚CC西C(6697ヤード、パー72)◇賞金総額1億2000万円(優勝2160万円) 荒天のため第2日は第1組のスタート前に中止が決まり、初優勝を目指す第1ラウンドで首位の桑木志帆(21=大和ハウス工業)は「残念ですけど、雨の中、やるのがいいのか悪いのか分からないので、ゆっくり休めると思って。いいと思います」と、笑顔で話し、前向きに受け止めた。 この日は当初、午前7時45分にインコースからスタート予定だった。午前5時過ぎに会場入りし、ウオーミングアップなどを進める中で、早々にスタートが1時間遅れることが決定。ほどなく3時間遅れでのスタートも決まり、桑木は午前10時45分スタート予定で待機。その中で同9時30分に中止が決まった。中止決定後は、雨の中で駆けつけたファンに対応していた。 「昨日(27日)の段階で(28日の天気は)、午前中はそんなに降らない予報だったので、できると思っていたら、朝、天気予報が変わっていて『厳しいかな』とは思っていた」と、落ち着いて話した。続けて「本当は4日間やりたかったけど、この位置で3日目を迎えられるので、いい部分もあると思う」と話した。 この日は会場外を出てから練習場に向かい、練習とトレーニング、さらに「ネイルの予定が入っているので行ってきます」と、笑って明かした。 第1ラウンドは65の7アンダーとビッグスコアをマークした。5アンダーで2位の堀琴音と仁井優花とは2打差をつけた。昨年大会ではプレーオフの末に敗れたが、そのプレーオフの舞台となった18番パー4で雪辱のバーディー締め。勢いに乗ったまま、第1ラウンドを終えていた。「明日からは晴れて暑くなるので、しっかりとガツガツといきたい。どこまで伸ばせるか」と、手綱を緩めずに攻め続けるつもりだ。