【買い換え検討中の人必読】元販売員が伝授する最新家電“値引き”交渉術 「家電量販店で“見積書”をもらいなさい」
「証拠となる書類が必要なんです」
はたして本当に値引きしてもらえるのか? 記者は、店舗へ行って実際に値引き交渉をしてみた。商品は、ZABOONシリーズのTOSHIBA製洗濯機。まず「ヨドバシカメラ」の店員に値下げ交渉してみた。店頭価格は25万5770円。先に足を運んだ「ビックカメラ」で値下げ交渉によって21万8000円まで下げられたという数字を提示したところ、「かなり安い!」と悶絶したあと「値段の証拠となる書類などがあれば、そこまで値下げできるかも」ということだった。その際、ヨドバシカメラの店員は、こんな内情を明かしてくれた。 「うちの場合は、他店との比較で値段交渉されるお客様には、証拠となる書類が必要なんです。過去には度を越した値段交渉をしてきた方がいて『○○はこんなに下げてくれたよ』と言うのですが、明らかにありえない金額でした。それを防ぐ意味でも、見積もりや、名刺に値段など書かれたものなどがないと他店より値引きするという事は出来ないことになっています。それらがあれば、他店より安く出来る可能性はあります」 地道に複数店舗を比較して回ってみるのが、安くて安心の買い物への近道となりそうだ。