【速報】一般家庭の電気料金 6月使用分が前月より「468円値上がり」関西電力 大阪ガスも料金値上がり 政府補助金終了受け 関電社長『値下げは行わない』
関西電力は6月使用分の電気料金(7月請求分)を発表し、一般家庭で468円値上がりすると発表しました。 ウクライナ侵攻によるエネルギー価格の高騰を受け、政府は2023年1月使用分から電気やガス料金の負担を軽減するための補助金を支給してきました。当初は1か月あたり1800円程度の補助金を支給してきましたが、その後は段階的に縮小され、今年5月の使用分を最後に終了します。 これに伴い関西電力では、一般的な家庭の電気料金の6月使用分は、前月と比べて補助分の468円上がり、7664円になるということです。
関電社長『値下げは行わない』
関西電力の森望社長は30日の会見で「料金の値下げについては今の時点では決まったものはございません。他社と比べると料金は低い水準を維持していると認識を持っている、そういう中で他社の動向も含めて当社の置かれている経営環境も慎重に見極めて総合的に判断する考えです」などと、現時点で値下げについては行わないと話しました。
ガス料金も一般家庭で「121」円値上がり
一方で大阪ガスは6月使用分のガス料金(7月請求分)を発表し、一般家庭で121円(税込み)値上がりすると発表しました。 政府からの補助金終了を受けて、一般的な家庭のガス料金の6月使用分は、前月と比べ補助分の121円上がり、6529円になるということです。