トヨタなどの「国産自動車メーカー」とベンツなどの「外資系自動車メーカー」の社員の「収入」には、「どのくらいの差」があるのでしょうか?
自動車メーカーは大きく分けると、国産自動車メーカーと外資系自動車メーカーの2つに分類されます。この2つを比較した際、働く社員の収入にどのくらいの差があるのか気になる人もいるでしょう。 この記事では、国産自動車メーカーと外資系自動車メーカーの社員の収入の違いを解説します。また、自動車メーカーで任せられる主な仕事内容もまとめましたので、ぜひ参考にしてください。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
国産自動車メーカーと外資系自動車メーカーの社員にはどのくらい収入差がある?
国産自動車メーカーと外資系自動車メーカーの社員として働いている人の年収差を知るには、それぞれの相場を把握しておく必要があるでしょう。ここではそれぞれの自動車メーカーの平均年収についてまとめました。 ■国産自動車メーカー 国産自動車メーカーは数多くありますが、今回はトヨタを例にして見ていきましょう。トヨタ自動車株式会社の2024年3月期の有価証券報告書によると、平均年間給与は899万8575円と発表されていました。 ほかの自動車メーカーも、700万円~800万円程度の年収になるケースが多いようなので、自動車業界の年収は比較的高水準の傾向があると考えられるでしょう。 ただし、自動車メーカーには営業職や製造職など、さまざまな部署があることを加味しなければなりません。各部署によって年収に差があることは十分に考えられるため、一概に上記で紹介している給与がもらえているわけでないことは、理解しておきましょう。 ■外資系自動車メーカー 外資系自動車メーカーとは、外国の自動車メーカーのことを指します。例えばアウディやフォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツなどがあげられるでしょう。今回はメルセデス・ベンツの採用情報を基に、年収例をご紹介します。 メルセデス・ベンツでセールススタッフとして働く場合、拠点によって毎月の給与は異なるようですが、平均すると20万円~30万円程度におさまる計算となり、そのほかにインセンティブが発生する場合もあるようです。 実際に掲載されている年収例では610万円や950万円といったケースも見られるため、経験年数やインセンティブの部分で、給与に大きな差が出ると考えられるでしょう。 なおアウディについては、入社3年目で520万円、入社6年目で740万円といった年収モデルが想定されているようです。営業に関連する仕事をする場合は、成績や役職といった部分が年収に影響すると理解しておきましょう。