韓国で塩“品切れ” 背景に「雨」と「原発」 福島原発の処理水放出へ“不安”
■韓国政府“汚染されることはない”訴えるも… 風評被害をなくすには
小野解説委員 「韓国政府は『塩が汚染されることはない』と韓国国民に訴えています。茨城大学の鳥養祐二教授は『処理水に含まれる放射性物質“トリチウム”は計画通りに放出される限り、数キロ離れれば希釈されてもともと海水に含まれる濃度と変わらなくなる。韓国近海にまで影響することはない』と話しています」 有働キャスター 「落合さん、これについては…」 落合陽一・筑波大学准教授(「news zero」パートナー) 「どんなに科学的な説明をしても、不安になる人を完全にゼロにすることは難しいですから、はっきりと“風評被害”と言えるようなものについては、国がきちんと否定していくことが重要だと思いますね」 有働キャスター 「そのためにも、科学的に丁寧な説明で『大丈夫ですよ』と言い続けることが大事だと思います。そして、その説明通り、ズルなく、ミスなく、国も東電もしっかりやってください、ということに尽きます」 (6月20日放送『news zero』より)