芸能界屈指のあんこ好き・川田裕美が夏に必ず食べる宝石箱のような「あんみつ羊かん」[FRaU]
食のスペシャリスト&グルメに精通する識者で構成される「FRaU Foodies」が、今イチオシの料理やスイーツなどをお届けします。今回は、フリーアナウンサーの川田裕美さんが、羊かんをレコメンド。といっても、単なる羊かんではありません。見た目から楽しい逸品です。
西麻布で約100年の歴史を誇る 職人の伝統と創意の味が光る和菓子
「暑い時に食べる和菓子は、見た目が涼やかであるかもポイントです」 あんこ好き、和菓子好きの川田さんのこだわりを満たしてくれるのが、今回オススメする麻布昇月堂の「一枚流し麻布あんみつ羊かん」です。
「ふたを開けると思わず声が出るほど、華やかで涼しげな羊かん。色とりどりでとても綺麗です」 見た目の美しさだけでなく、素材からこだわって作られています。つぶしあんの羊かんは、丹波大納言小豆を使用。粒の大きい小豆で、素材が持つ美味しさをしっかりと感じられます。 「なめらかで甘さもしっかりある羊かんですが、さっぱりとした後味なので、水ようかんを食べているように感じるかもしれません」 あんみつの具材は、もっちりとした紅白の求肥、大きめに角切りされた寒天、栗の甘露煮がゴロゴロと入っています。すべて国産の素材から作られています。 これだけ一つひとつに手をかけた具材です。「どの部分から食べようか迷うと思います」と川田さんが言うのも納得。 付属のヘラを使って切り分けていただくのですが、カットする場所によって感じる味や食感が違ってくるので、それを探るだけでも楽しいです。そして、器に盛り付ければ、まるで宝石箱のような美しさに目を見張ることでしょう。 「あんみつも羊かんもどちらも食べたい欲張りな気持ちを満たしてくれる和菓子です」 一枚流し麻布あんみつ羊かんは小と大があり、大は小の2枚入りです。お好みでどうぞ。
「一枚流し麻布あんみつ羊かん」を考案したのは3代目店主。およそ20年前のこと。その後も様々な商品を販売してはいずれもヒットさせているアイデアマンです。 「イチオシ」というセットに、一枚流し麻布あんみつ羊かんの小と一緒に入っている「麻布どらやき蕎麦」もそのひとつ。