鹿賀丈史、永瀬廉の“仕掛け”に驚き「自分のセリフ全部飛んじゃいました(笑)」
俳優の鹿賀丈史(74)が4日、都内で行われたカンテレ・フジテレビ系火ドライレブン『御曹司に恋はムズすぎる』(7日スタート/毎週火曜 後11:00)制作発表に登壇した。 【写真】劇中でわがまま御曹司を演じる永瀬廉 King & Princeの永瀬廉(25)が主演、山下美月(25)がヒロインを務める本作。大手アパレルメーカーの会長(鹿賀)の孫として、思いっきり甘やかされ自由奔放に生きてきた御曹司(永瀬)が、真逆の環境で生まれ育ってきたド庶民女子(山下)と同僚になり、ともに子ども服作りに取り組みながら、初めての挫折と本気の恋を知るロマンティックコメディーとなっている。 冒頭、鹿賀は「僕は撮影入りまして、(永瀬以外の)皆さんに全然お会いしてないんです。初めまして」と共演者にあいさつ。一方、既に撮影を重ねている永瀬について「彼がどういう人なのかってことがちょっとわからなくて、スタッフに聞いたりなんかしたら『すごいシャイな青年ですよ』と言われまして」と事前に情報を得ていたことを告白。 「そうなのかなと思って撮影したんですけど、芝居も仕掛けてきますし、もうすごいエネルギーでね。面白いキャラクターだなと思いますね。(役で)ちょっと世間とズレた育ち方をさせてしまったわけですけれど、そういうのをしっかり捉えてて、面白いドラマの主人公だなと」と、前情報とのギャップに驚きつつ、その役作りを称えた。 永瀬はこの発言を受け「なんか体が勝手に動いてたというか。鹿賀さんと結構お話させてもらって、すごい優しくていい人で。結構早めに打ち解けられたなっていう感覚があって。多分その関係性があったからこそ、そういうこと(芝居の仕掛け)もできたのかなな んて、今振り返ったら思えますね」と、大先輩との関係性があったからだと説明。 さらに永瀬は、“仕掛けた”シーンについて「セリフ中に全然ト書きにもないんですけど、いきなり僕がハグして。本番1発目でやったんですけど、そしたら鹿賀さん、びっくりされたのかセリフを2、3回飛ばされまして(笑)」とまさかの暴露。これには鹿賀も「そんなこと言わんでいいの(笑)」と息の合った掛け合いで、報道陣を笑わせた。 永瀬は続けて「ちょっと大ベテランを困らせてしまうっていうことをしてしまったんですけど、それでも優しく対応してくださって。やはり頼りがいのある方というか、すごい楽しくやらせてもらってますね」と胸を借りて撮影できていることを明かした。 また、鹿賀も「初めての共演で、一応リハーサルして撮るわけですけれども、本番にいきなり抱きついてくるものですから、もうびっくりしましてね。『えー』なんて思ったら、自分のセリフ全部飛んじゃいました(笑)。こういう感じで少しずつコミュニケーションをとって、これから進んでいくのかなと思って、非常に楽しみにしております」と語った。 なお制作発表には、永瀬、山下、なにわ男子の西畑大吾(27)、小関裕太(29)も登壇した。