連覇狙う琉球・岸本隆一「必ず勝ち取る」 対する広島は連続“下克上”なるか Bリーグ決勝25日から 史上初の西対決
プロバスケットボール男子B1リーグの日本生命チャンピオンシップ(CS)決勝は25日から、横浜アリーナで開催される。 24日は会場で両チームが練習と、記者会見を行い、史上2チーム目のCS連覇を目指す琉球(西2位)の岸本隆一は「ファイナルの舞台に立てるのはうれしい。2連覇の権利がある。必ず勝ち取って達成したい。まず明日、全力で戦いたい」と決意を新たにした。報道陣から「沖縄の方言で抱負を」とむちゃぶりされると、首をかしげて苦笑い。沖縄出身の岸本だが、「あんまり普段、方言使わないタイプなので。そうですね・・・」と困惑し、しばらく考え込むも、「まくとぅーそーけーなんくるないさー」と意気込み。「誠意をもってやり続けた先にきっと何かつながる、なんとかなるって意味。今浮かんだのはその言葉です」と回答した。 対するのは初の決勝進出を決めた広島。レギュラーシーズン西地区3位から、CS準々決勝で中地区1位の三遠、準決勝で西1位の名古屋Dに勝ち、連続“下克上”で日本一への挑戦権を得た。エースのエバンスは、「広島の人たちのために優勝リング、優勝トロフィーを持って帰る」と宣言。個人的には古巣との頂上決戦で「素晴らしいこと。私たちがやってきたことをコートで体現できれば。情熱、アグレッシブさをコート上に出せれば戦いができると思う」と自信を示した。 決勝は2戦先勝方式で、25日、26日、28日に行われる。西地区同士の決勝は初となる。
報知新聞社