ホンダ・X-ADVが首位を獲得!リセール・プライスランキング発表
バイク未来総研所長 宮城光のココがポイント
今回のランキング、改めてバイクとの関わり方が良く伝わる順位と見えました。上位4位までの車種を見れば、それぞれが旅への誘いを伝える車両です。特にここ数年のユーザーに依るツーリングでの使用頻度は車両形態に変化を出してきました。X-ADVやアフリカツインはアクティブなイメージですし、ゴールドウィングやエリミネーターは、車両とじっくりと取り組めて行きそうなイメージです。いずれも、性能に影響を受ける事の無い使用方法で、モデルイヤーに関わらず永く付き合える印象もあります。一方、6位のカワサキ・ZX-4RRは、スーパースポーツで唯一奮起してると言えますが、このセグメントでは1000ccクラスが上位には出ておらず、かつての様な「絶対性能」から価格帯の意味でも離れて来ている事も掴めます。この様な結果から、リセール面では幅広いライフスタイルにも付き合ってくれるユーザビリティーの高い車両を求めていると推測する事が出来ます。
算定基準
・国内主要4メーカーが、国内で販売しているバイク(2024年7月現在・逆輸入車を除く) ・新車販売価格は2024年7月現在の価格を基準。カラー等により価格が複数ある場合は、最安値を基準に算定 ・モデルチェンジが実施された場合は、最新モデルのみを対象とする ・期間内に、バイク未来総研独自の規定台数に達する流通があるバイクを対象とする