J2降格「これが現実」…磐田監督が無念、わずか1年で逆戻り 落胆隠せず「受け止めなきゃ」
アウェーでサガン鳥栖に0-2敗戦…通算4度目のJ2降格
J1リーグは12月8日、最終節が各地で行われ、降格圏の18位ジュビロ磐田はアウェーでサガン鳥栖に0-2で敗れ、J1復帰からわずか1年での降格が決まった。 【写真】スタジアム居残りのサポーターが怒りの横断幕を掲出「弱くて魅力ない」 磐田はすでに自力での残留が消滅。最終節では勝利が絶対条件となり、そのうえで他会場の結果に委ねられる状況だったなかで、すでに来季J2降格が決まっている鳥栖の勢いに飲まれ、前半16分にFW富樫敬真、同30分にはFWマルセロ・ヒアンに得点を許し、2失点でハーフタイムを迎えた。 奇跡の残留へ少なくとも3点が必要になったなかで、後半からキャプテンMF山田大記らを投入するも流れは変わらず、同15分には自陣でのミスからマルセロ・ヒアンにこの試合2点目を決められ、さらに1失点。0-3で敗れてJ1残留はならなかった。 磐田はこれで通算4度目のJ2降格。昨季J2リーグ2位で1年でJ1復帰を果たしたが、わずか1シーズンで逆戻りに。横内昭展監督は試合後のフラッシュインタビューで「やはりこれが現実なので、しっかり受け止めなきゃいけないと思っています」と無念の思いを語り、選手に向けては「来シーズン我々はまた違うカテゴリーで戦うことになると思うけど、もう一回強い気持ちを持って、もう一回強くなって戻ってこようという話をしました」と明かした。 この試合には、アウェーながらも奇跡を信じて磐田サポーターが大挙集結。熱い声援を届けたサポーターに向けては「今日のゲームだけじゃなく、開幕からフルシーズンパワーを与えてくれたサポーターには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。サポーターの方のためにも、もう一回強くなって、サポーターとともに強くなってもう一回この舞台に立ちたい」と誓った。
FOOTBALL ZONE編集部