マイコプラズマ肺炎が8年ぶりの流行 一部で重症化も 手洗いやマスクの着用を 大分
大分放送
小さい子どもに多く長期間にわたって咳が続く「マイコプラズマ肺炎」が大分県内で8年ぶりに流行していて、県が注意を呼びかけています。 【写真を見る】マイコプラズマ肺炎が8年ぶりの流行 一部で重症化も 手洗いやマスクの着用を 大分 マイコプラズマ肺炎は小児の報告が多い細菌性の呼吸器感染症で、熱が下がった後も3~4週間にわたって咳が続くのが特徴です。多くの場合、気管支炎ですみますが、一部で肺炎となり重症化することもあります。 8月11日までの1週間に県内11の医療機関から報告された患者数は1医療機関あたり1.82人で、過去最も多かった2016年夏の「2人」に迫っています。県が小児科を対象に独自に実施してる調査では3.58人で、すでに過去最多を更新しています。 県独自調査の保健所別の定点患者数は大分市が6.64人で最も多く、東部が5.29人、北部と西部が2人と続いています。 8年ぶりの流行を受けて、県は手洗いやマスクの着用などの対策を呼びかけています。
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