【バドミントン】渡邉航貴が好調のフランス選手を下し決勝進出! 中西&岩永も準決勝を突破!<デンマークオープン2024>
10月19日に開催されたBWFワールドツアー・デンマークオープン(オーデンセ/Super750)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。日本勢は、男子シングルスと女子ダブルスが準決勝に進出。決勝をかけてライバルたちと熱戦を繰り広げた。 渡邉航貴、西本拳太の2選手が準決勝に勝ち進んだ男子シングルス。渡邉は今季ワールドツアーの上位大会で優勝を飾っているフランスのアレックス・ラニエと対戦。過去の対戦成績は1勝1敗という二人の第1ゲーム、先制したのは渡邉だ。16-15から一気に抜け出し、先制してプレッシャーをかける。第2ゲームに入ると再びの接戦から、渡邉が連続得点などで抜け出し21-13で勝利。渡邉が決勝の切符をつかんだ。 西本は地元デンマークのアンダース・アントンセンと激突。第1ゲームを15本で奪われた西本は、第2ゲームも相手に先行を許し、14-21で敗戦。準決勝突破はならず、ベスト4に終わった。
女子ダブルスも志田千陽/松山奈未、中西貴映/岩永鈴が準決勝を戦い、中西/岩永が決勝に勝ち進んだ。世界ランク上位の李紹希(イ・ソヒ)/ペク・ハナ(韓国)との対戦となった中西/岩永は、第1ゲームを先制された後の第2ゲーム、20オールの接戦を24-22で制してファイナルゲームに持ち込む。その最終ゲームも8-15と大量リードを許したが、ここから10連続得点の中西/岩永が逆転に成功。そのまま相手を押し切った日本ペアが21-17で制し、強敵を下して準決勝を突破した。 志田/松山は、パリ五輪銀メダルの譚寧(タン・ニン)/劉聖書(リュウ・シァンシュ/中国)との勝負に挑むも、第1ゲーム、第2ゲームともに相手にペースを握られ0-2で敗戦。ライバルに敗れ、ベスト4に留まった。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO