注目のゲーミングCPU「Ryzen 7 9800X3D」が発売、Zen5アーキテクチャ採用
(11/15 18:48更新)販売時の状況を追記。 初出日時 11/15 11:00 【この記事に関する別の画像を見る】 競合製品比で平均20%のゲーミングパフォーマンス向上を実現するというZen 5アーキテクチャ搭載プロセッサ「AMD Ryzen 7 9800X3D」が発売された。 CPUクーラーは別売りで、店頭価格は86,800円。 ■ 前世代と比べて平均8%、競合製品と比べて平均20%のゲーミングパフォーマンス向上を実現したCPU AMD Ryzen 7 9800X3Dは、Zen 5アーキテクチャと第2世代AMD 3D V-Cacheテクノロジを搭載したプロセッサ。PCゲーミング市場で最高峰の性能を誇るプロセッサと謳っている。 同プロセッサでは、同テクノロジを採用した最先端のオンチップメモリソリューションを再設計したという。64MBのキャッシュメモリをプロセッサの下に配置し、コアコンプレックスダイ(CCD)を冷却システムに近づけたことで、Zen 5コアの温度を抑えつつ、高クロックレートを実現したとしている。 この画期的な配置変更により、プロセッサの極限オーバークロックが可能となり、ゲーマーなどがそのパフォーマンスを新たな限界まで引き上げることができるとしている。また、初の完全アンロック型X3Dプロセッサと謳っている。 ゲーミングパフォーマンスについては、前世代と比べて平均8%、競合製品と比べて平均20%のゲーミングパフォーマンス向上を実現するとしている。 コア/スレッド数は8/16。ブースト/ベース周波数は最高5.2/4.7GHz。トータルキャッシュ容量は104MB。TDPは120W。周波数については、X3Dシリーズとして史上最高のクロック速度を実現したとしている。 ■ 秋葉原地区では朝から店頭に行列 発売にあわせて、秋葉原のPCパーツショップでは開店前に整理券を配布し、11:00の販売解禁に備えた。各店の入荷状況は、ハイエンドクラスのCPUとしては多かったが、発売前から注目を集めていたCPUということもあり、取材ショップは開店前に整理券配布を終了していた。その後も、在庫の問い合わせは多いということで、当分の間は品薄が続きそうだ。 [取材協力:ツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.とパソコンショップ アークとパソコン工房 秋葉原パーツ館とドスパラ秋葉原本店とオリオスペックとソフマップAKIBA パソコン・デジタル館]
AKIBA PC Hotline!,AKIBA PC Hotline!編集部