チェルヴィニア

　「オークス・Ｇ１」（１９日、東京） 　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の吉田順一（栗東）、石堂道生（美浦）の両トラックマンが、出走を予定する各馬をＡ～Ｃ評価しました。週末の予想にお役立てください。 【写真】前走はどうだった？桜花賞時の馬体をチェック 　【チェルヴィニア　Ｂ】 　抜群の張りがあった桜花賞１週前と比較すると、全体的に毛ヅヤはもう一歩。その分もあって細くはないが、ややこぢんまりと映る。見た目に前回から大きくパワーアップした印象は受けないが、体のバランスは崩れてはいない。四肢が長く、胴がゆったりとしたつくり。距離が延びる点はポイントで、舞台変わりはプラス材料。メンタルの部分に不安がなく、美浦へ入厩後も調整は順調。（馬サブロー美浦・石堂道生） 　〈１週前追い切り診断〉美浦Ｗで７Ｆ９７秒５－３７秒１－１１秒１（強め）をマークした。長めから時計になるところを乗られて、直線もビシッと気合を入れる意欲満点の内容。追ってグングンと加速すると、最後は外のヒップホップソウル（４歳オープン）にきっちりと並んでフィニッシュ。この１本でグッと良くなりそうな雰囲気だ。