中部電「カテエネBANK」開始 収益源の多角化、電力初の銀行
中部電力の販売事業会社、中部電力ミライズは19日、個人向けのインターネット銀行サービス「カテエネBANK」の提供を始めたと発表した。口座の利用状況に応じて、電気とガス料金の最大5%分をポイントで還元する。住宅ローンなどのサービスも取り扱い、収益源の多角化を狙う。大手電力による個人向け銀行サービスの参入は初めて。 住信SBIネット銀行が提供する銀行機能のインフラを使う。ポイントは「カテエネポイント」で、電気料金の支払いや提携する航空会社のマイルなどとの交換ができる。電気とガス料金を口座振替にすると、月末の預金残高やデビットカードの利用額などに応じて還元率が上がる。