日本ハムが3連敗で終戦 下剋上ならず 新庄監督の日本シリーズ挑戦の夢散る
「CSパ・ファイナルS・第3戦、ソフトバンク3-2日本ハム」(18日、みずほペイペイドーム) 【写真】思わずWHYポーズ? 驚いた表情の新庄監督 日本ハムがソフトバンクに3連敗を喫し、下克上はならなかった。 中4日で先発した山崎福也は3回2/3を5安打3失点(自責2)で降板。前日の加藤貴に続き、先発投手が早期にマウンドを降りた。初回に山川、近藤の連続適時打で2失点。二、三回は無安打投球と立て直したかに見えたが、2-2の四回は清宮が三直を落球する失策もからんで2死一、三塁とし、周東の左前適時打で勝ち越された。 13日のCSファーストS・ロッテ戦で救援登板し、3回無安打無失点と好投。引き分け以下で終戦が決まる一戦での登板を前に「短期決戦の緊張感を味わって、たのしんで投げたいと思います」と前向きに話していたが悔しい結果に終わった。 打線は14日の練習中に鼻骨骨折を負った伏見が、2点を追う三回に意地の一発を放った。ソフトバンク先発・スチュワートの真ん中付近の速球を迷わず強振。白球は一直線に伸び、そのままスタンドに突き刺さった。伏見は球団を通じて「監督直伝ポイント前打法」とコメント。ホームランの直後はベンチで新庄監督もまさか?というような表情を見せて喜んだ。この回はさらに2死一、三塁の好機で万波が中前に同点タイムリーを放った。