嫁姑問題の根源は「夫側の隠れマザコン」!? 解決する唯一の方法は
嫁姑問題の根源は、「夫側の隠れマザコン」
親離れできてない男性は意外に多い 双方にいい顔しようとしているなら、百歩譲ってまだましかもしれません。残念ながら、奥さんより母親である女性の肩を持つ男性の方が世の中には多いのです。 なぜこのような構図ができあがるのかと言うと、言葉を選ばずに言うのであれば、男性がマザコンだからなんですよね。多くの人がイメージするマザコンとは、母親との関係が異常に近い状態のことを指すようですが、嫁姑問題を防げない男性もれっきとしたマザコンに該当します。 その理由は、ちゃんと親離れをして精神的自立を果たしている男性なら、自分の生活に母親を介入させることはないからです。子育てや夫婦生活に口を出させて、それを良しとしている時点で親離れができていません。 このような隠れマザコンの男性は世の中に非常に多くて、厄介なのは本人が「親を大切にしているだけ」と思い込んでいるところにあります。親を大切にするというのは、親の人生を尊重して一個人として敬うことであり、自分の生活に干渉されるのまで込みではありません。 たとえば、ものすごくお世話になった恩師がいるとしましょう。この人に対して恩義はあるし、人としても尊敬しているし、頭も上がらない。でも、ことあるごとに自分の人生や物事のやり方に、いちいち口を出してくるんですよ。 それって違うじゃないですか。 「親を大切にする」という言葉の意味をはき違えている人は、このボーダーラインを分かってなくて、ごちゃ混ぜにしているんですよね。 「人を大切にする」の「人」の部分が「親」にすり替わっただけなのに、そこに身内ボーナスがついてしまい、母親の過干渉を許してしまっている男性が、世の中にはあまりにも多すぎます。
どう夫に伝えればいい?
感情的にならず、冷静に伝えよう では、この問題を解決するには一体どのようにすればいいのでしょうか? それは、最終的には義母とバチバチにやり合う覚悟を最初に持っておくことです。 なぜこの覚悟を持っておかないといけないのか。それは問題が肥大化しまくっているのに、夫である男性が何もしてくれない場合、義母と直接対決をする必要があるからです。 できればこのような事態になるのを避けたいところではありますが、最悪のケースは想定しておかないと、いざというときの腹もくくれないし、やり方が中途半端になるんですよね。 だから、義母と直接対決をする覚悟は最初に持っておかないといけないんです。その覚悟ができたなら、旦那さんにつらい気持ちを伝えましょう。 ここでポイントになるのは、前置きをした上で感情的にならず冷静に、あくまでもお義母さんを非難する内容ではなく、自分の気持ちの問題であることを分かってもらう言い方をすることです。 たとえばこんな風に。 「今から話すことは、すごく気の悪い内容になると思うし、誤解を招くかもしれないから、最初に言っておくね。 実は、あなたのお義母さんのことですごく悩んでいるんだ。でも、お義母さんのことを悪く言いたいわけじゃないし、あくまでも私の気持ちの問題の話だから、それだけはどうか分かってほしい。 私は、自分の家庭のことや子育てのことは、あなたと2人で話し合って決めていきたい。だから、お義母さんにこれ以上口を挟まないように、あなたから伝えてほしい。 もちろん、私たちのことを考えて良かれと思って言ってくれてるのは分かるんだけど、それが私にはすごいストレスなんだ」 このように伝えてみましょう。おそらく、このように伝えて一発で解決するなら、嫁姑問題には発展していないでしょう。