消費拡大に力こぶ 金色の風 知事が稲刈り作業 奥州【岩手】
県オリジナル水稲品種「金色の風」の稲刈り行事は11日、奥州市水沢佐倉河の圃場(ほじょう)で行われた。達増拓也知事がコンバインで稲を刈って出来秋を体感し、ブランド米の浸透と消費拡大に期待を寄せた。 行事は岩手ふるさと、江刺、いわて平泉各JAの金色の風栽培研究会が主催した。同研究会の森岡誠会長(72)の圃場で行われ、今年は水稲30ヘクタールのうち同品種を1・4ヘクタール栽培している。5月には達増知事による田植えが行われていた。 同日は県や同市、各JA、農業機関・団体などから関係者50人が参加。稲刈りは森岡さん所有の20アールで行われ、達増知事が最新のコンバインに乗車し、オペレーターから操作手順を教わった後、こうべを垂れた稲を収穫した。