山梨学院・佐仲大輝、ベンチからの「開くな」で2ラン センバツ決勝
第95回記念選抜高校野球大会は最終日の1日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝があり、山梨学院が7―3で報徳学園(兵庫)を破り初優勝した。五回に左越え2点本塁打を放った山梨学院の佐仲大輝選手の試合後のコメントは次の通り。 【山梨学院vs報徳学園の熱戦を写真で】 ◇たまたま楽しんだ結果が優勝 最初は変化球から入ってくると思ったが、ストレートが来ていた。(体が)開いたようなスイングをしていて、ベンチから「開くな」という言葉をずっと言われていたので、ジャストミートしようという意識で打った。二塁を回ってホームランと気づいた。 目標の(1大会)2勝したら、その後は楽しんでやろうと監督に言われ、たまたま楽しんだ結果が優勝になった。(サッカー部、駅伝部も過去に全国優勝)野球部が優勝できないのは聞いたりしていた。山梨学院なら甲子園に行けると思って(長崎から山梨に)来た。優勝できたのはうれしい。