中川翔子、芸能界引退も考えた大手術を公表「すごい希少な病気にかかった」
タレントの中川翔子が7日、公式YouTubeチャンネルに動画を投稿し、「希少な病気」で首の手術を受けたことを明かした。 中川はこの日、「実は手術しました。芸能界やめることも考えました…。」のタイトルで動画を公開。現在、“首捻挫”のため、コルセットを着けていることを明かすと、スタッフから「今年は健康上のトラブルが…」と振られ、「そうなんですよ」と応じた。 中川は、ネガティブな事を発信するとネットニュースになって怖いといい、「言えないでいる大変な事が、実はめちゃめちゃあって、命について考えたもんね」と話した。 体の不調や不安などを挙げ、さらに「手術したのもあったじゃん」「詳細は言ってないけど、すごい希少な病気にかかった」と明かした。 左耳の下に大きなしこりができていたといい、「耳下腺腫瘍(しゅよう)というもので、(発症する割合は)すごく少ないんですよ」と説明。約5年前からあったしこりが徐々に大きくなっていたという。 別のしこりが首に出来て病院に行ったところ、首よりも耳下のしこりについて「このまま放置すると大きくなって、顔面麻痺(まひ)または悪性化する可能性が高い」と手術をすすめられたという。 中川は「(顔面)麻痺になってしまったという人が結構いるんですよ。半年くらいで治ったという方もいれば、まだ治らない方もいて…。私の場合はかなり大きく、しかも神経が耳の下で絡まって、こっちの方(頬のあたり)まできていた。『80%前後の確率で顔面麻痺します』という論文も見て、顔面がそうなっちゃったらお仕事できないので、引退の覚悟もしました」と告白。 全身麻酔で手術を行い、目覚めて成功を聞いた時には涙があふれたと話した。 中川は「奇跡なんです。芸能生活、もう無理かもって思ったし。もしこれが良性じゃなかったら…とか、色んなことも考えたの」と振り返り、さらに「それだけじゃなくて、今年も言ってないことがあるんですよ、命について考えたことが。危なかった。てか、よく生きてるな、みたいな」と吐露。 「…ということがあるので、死ぬんじゃねぇぞ!ってマジで言ってるけど、マジで難しいの、それが。人間は生きていると今日が当たり前に過ぎているけど、当たり前じゃないんだなって。おととし、去年、今年ですごい思った」と実感を込めて語りかけた。 ※写真は資料
テレビ朝日