【ブルガリの創業140周年記念】神話上の鳥“フェニーチェ”を宝石で表現した二つのジュエリーウオッチ
古代ギリシャとエジプトでしばしば語られてきた神話上の鳥“フェニーチェ”。イタリア語で不死鳥を意味する名を持つフェニーチェは、ローマ帝国時代には権力と皇帝を象徴する存在として、太陽の冠で囲まれた頭とともに硬貨に描かれていたという。そのフェニーチェをアイコンとして取り入れたブルガリの新作2モデルは、不死鳥が持つ歴史的寓話と、絶えず再生し自らを変容させる能力が投影されたという。 【画像】タイプの異なる2モデル展開、不死鳥をイメージした美しい装飾を見る 完成までに3000時間以上を要するというタイムピース“フェニーチェ”では、色石を極めるメゾンとしてのブルガリの特徴を限りなく表現。ブルー・ピンク・パープルのサファイア、アメシスト、ルビー、ダイヤモンドなど、あわせて160カラットを超える色石を組み合わせて、見事なグラデーションが作り出されている。
また、繊細かつ躍動的な可動式の羽根が手首を包み込むユニークな透かし彫り構造になっており、鳥が翼を広げて飛び立つ形を表現。美しいフェニーチェが復活の光を象徴するスパイクに囲まれている姿は、唯一無二の輝き放つデザインだ。価格は未定。 もう一つのモデル“フェニーチェ オクト ローマ”は、再生の過程で生まれた特徴的な翼を広げるフェニーチェが主人公となったジェンダーレスなウオッチ。プラチナ製44㎜径ケースの中には、フライングトゥールビヨンを備えた超薄型の手巻き機械式ムーヴメントが搭載され、数々のジェムストーンとホワイトゴールドならびにピンクゴールドのスパイクが時計全体を引き立てている。 ブルーのアリゲーターベルトには、バゲットカットダイヤモンドをあしらったポリッシュ仕上げホワイトゴールド製フォールディングバックルが付属。52時間のパワーリザーブも備えたジュエリーウオッチとなっている。こちらのモデルも価格は未定だ。 【問い合わせ先】 ブルガリ ジャパン TEL.0120-030-142
文◎Watch LIFE NEWS編集部