3日間「低カロリーダイエット」を実践!専門家が教える注意点とコツ
流行のサイクルが早いダイエットのなかで、多くの人がチャレンジし続けているのが、摂取カロリーを制限して減量する「低カロリーダイエット」。 【写真】10kg落とすために変えるべき「10のこと」【米専門家が監修】 設定する摂取カロリーはさまざまだが、一般的には「1日あたり800~1200キロカロリーに抑えることで、体重を落とすもの」と説明するのは、栄養とウェルネスのエキスパートで、『Sugar Shock』の著者でもある、登録栄養士のサマンサ・カセッティさん。なお、必要最低限のカロリーには性別や個人により差があるものの、『米国人のための食生活指針(Dietary Guidelines for Americans)』によると、1日あたり1600~3000キロカロリーを推奨している。 たしかに食べるカロリーを減らせば、体重は減る。しかし、ここで重要な注意点が2つ。まず1つ目は、栄養士や専門家が低カロリーダイエットという考え方に否定的であるということ、そして2つ目は、長期的な継続を想定していないということ。 では、実際に低カロリーダイエットとはどんなもので、減量を考えている人はどのように取り入れるべきなのか? ※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
食べてもOKな食材は?
厳密には、全体の摂取カロリーさえ抑えることができれば、何を食べてもよい。しかし、その通常より少ないカロリーの中から最大限の栄養を摂取し、満腹感を維持するためには、健康的な選択をしなくてはならない。 「タンパク質、良質な脂質、食物繊維を重視しましょう。これらが含まれる食事は食べごたえがあり、血糖値の安定も助けてくれます」と説明するのは『The Little Book of Game-Changers』の著者で、登録栄養士のジェシカ・コーディングさん。カセッティさんは、間食も含めて毎食タンパク質をとるように、と助言。 ▼おすすめの食材 ・赤身の肉 ・ナッツ&シード類 ・でんぷん質の少ない野菜(ブロッコリー、ほうれん草、きゅうりなど) ・果物 ・全粒穀物(全粒粉パンや玄米など) ・良質な脂質(アボカドや魚など) ▼控えるべき食材 ・ポテトチップス ・クラッカーやクッキー ・菓子パン ・プレッツェル ・アイスクリーム