中山美穂さん訃報に芸能界悲痛…竹中直人「苦しく、せつない」 同期の森口博子「信じられない」、浅香唯「会ってありがとうが言いたかった」
女優で歌手、中山美穂さん(享年54)の訃報が流れた6日、芸能界は悲しみに包まれた。 【写真】日本レコード大賞で金賞を受賞し、ドレス姿で熱唱する美穂さん(1988年撮影) 同じ1985年にデビューした歌手、森口博子(56)はパーソナリティーを務めるBAYFM78「KISS&SMILE」(金曜後1・0)の生出演中、訃報に接し「同期で同じレコード会社の美穂ちゃんが亡くなってしまったというニュースが入ってきて、ちょっと私も信じられない。あまりにも突然で…気持ちの整理がつかなくて」と動揺を隠しきれず。 同じく同期のタレントで歌手、浅香唯(55)はインスタグラムで追悼。「85年デビューの同期という中でも美穂ちゃんは一目置かれる特別な存在だったように思います」とつづり、「はにかみながら見せる笑顔が愛らしくて美しくて魅力的な美穂ちゃん 人見知りだった私を気遣うように優しい笑顔で話しかけてくれてた美穂ちゃん 本当はちゃんと会ってありがとうが言いたかったです」と悔やんだ。 俳優、竹中直人(68)は所属事務所を通じてコメント。97年に監督を務めた映画「東京日和」に美穂さんが主演しており、「信じようとしても信じられない現実に息が止まってしまいそうです」と落胆した。 「あるシーンでぼくは『美穂ちゃん、ここで泣いてくれるかな…』と言いました。すると、『そう言われたら泣けなくなる…』と。ぼくは自分の演出の愚かさに深く落ちこみました」と振り返り、「本当に素晴らしい映画女優でした…。過去の言葉で言ってしまう事があまりにも苦しく、せつないです」と早すぎる別れを惜しんだ。 2019年のNHKBSプレミアムドラマ「Wの悲劇」で故人と母娘役を演じた女優、土屋太鳳(29)もインスタグラムで追悼。名前は出さなかったものの「忙しいでしょう? 眠れているの?とずっと気遣ってくださっていました。言葉になりません」と早すぎる別れを惜しんだ。 ◆TBS系「毎度おさわがせします」シリーズで共演した俳優、木村一八(55) 「中山美穂さんの突然のご逝去を知り、言葉にならないほどの悲しみに包まれています。慣れないドラマの撮影を皆んなで励まし合いながら乗り越え笑い合った出来事が昨日のことのように思い出されます。どうか安らかにお休みください」 ◆2012年の映画「新しい靴を買わなくちゃ」などでタッグを組んだ脚本家、北川悦吏子氏(62)「私が出逢った中で一番美しい女優さんだった。パリにも遊びに行った。エッフェル塔を見て、駆け出したのんちゃん(まだ小さな私の娘)を、抱き上げてほっぺにキスしてた。タンゴもふたりで踊った。〝えっちゃん〟って呼ぶ、あの声をもう聞けないのか。泣き続けるよ」(Xより)