ヤンキース「MVPコンビ」そろい踏み…ジャッジに待望の先制弾、スタントン2号で追加点
30日(日本時間31日)にニューヨークで行われている米大リーグのワールドシリーズ第5戦で、ヤンキースがホームラン攻勢をかけている。クリーンアップがそろってさく越え。崖っぷちに立たされている名門に勢いが出てきた。(デジタル編集部) 【写真】待望の本塁打を放ち「敬礼ポーズ」をするジャッジ
初回、眠れる主砲ジャッジに今シリーズ第1号が飛び出した。一死一塁で、ドジャース先発のフラハティの初球がど真ん中に入ってくるのを見逃さなかった。151キロの直球だったが、軽々と右中間スタンドへ先制2ラン。敬礼ポーズで自らの復活の一発を祝った。続く4番のチザムも右中間へ。ヤンキースがいきなり3点を先制した。
さらに三回、先頭の5番スタントンのバットからも快音が響いた。この回から登板した3番手右腕のブレイジアが投じた初球だった。154キロの、真ん中に近い直球をこれも右方向へ運んだ。。飛距離117メートルだったが、打った瞬間にさく越えを確信し、自らの胸をたたくポーズで喜んだ。これでリードを5点に広げた。
2022年のア・リーグMVPで今季も2度目の受賞が確実とされているジャッジと、マーリンズ時代の17年にナ・リーグMVPを獲得したスタントン。その間に挟まれた、今季マーリンズから移籍の26歳。3人の主軸が派手に「競演」した。