ドジャースが五回にコールから5得点奪い追いつく ベッツ&フリーマン&T・ヘルナンデスが連続適時打
ワールドシリーズ第5戦(ヤンキース―ドジャース、30日、ニューヨーク)米大リーグのワールドシリーズ(WS=7回戦制)はヤンキースタジアムで第5戦が行われ、ドジャースが5点ビハインドを追いついた。 【写真】「あり得ない…」ベッツが捕球後、両腕をつかみグラブからボールをかき出すヤンキースファン 0―5の五回は先頭のE・ヘルナンデスがチーム初安打となる右前打を放つと、続くエドマンが放った飛球を中堅手ジャッジが落球(記録は失策)し、続くスミスの遊撃へのゴロをボルピが失策。無死満塁からラックス、大谷翔平投手(30)が連続三振に倒れたが、ベッツが一塁への内野安打を放ち1点を返すと、フリーマンが中前へ2点打。さらに2死一、三塁からT・ヘルナンデスが左中間へ2点二塁打を放ち、一挙5得点。同点に追いつき、ヤンキースタジアムからはブーイングの声が漏れた。 大谷第は「1番・DH」で出場。一回は、ヤンキースのエースでサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)右腕のコールが投じた初球95・6マイル(約153・8キロ)の直球に差し込まれ中飛に倒れた。0―4の三回2死一塁の第2打席は左飛だった。追い込まれてから外角に沈むチェンジアップに体勢を崩された。五回は1死満塁で迎えたが空振り三振だった。