中学受験をせずに小学校生活をボーっと過ごしていたら・・我が家の場合、大変だったかもしれません
昨今の中学受験熱は白熱しています。首都圏はさることながら、関西もなかなかのアッチッチぶりを発揮しています。我が家の住む学区はおそらく関西でも『中学受験をする子供が多いエリア』です。夫も私も縁もゆかりもない、ただ私の勤務地に近いというだけで決めた今の場所。子ども達も大変気に入っていっておりますが、しばらくしたら引っ越すかな~思っていました。しかーし、気がつけば10年住んでいました。 【漫画】読書嫌いの弟が、ハマれる本に出逢うまで…家族でやった様々な工夫とは? そんなエリアで生まれ育った長男。周囲の友達から影響を受けたのか、小4の中頃に中学受験をしたいと言い出しました。のんびり、まぁ勉強は中学からでいいよね~とゴロゴロ過ごしていた我が家に、衝撃が走りました。 ぬあーーにーーー!!やっちまったなぁ! クールポコのごとく、ふんどしと鉢巻で餅つきをしたい気分です。 塾代もべらぼうにかかりますし、本人、親の労力も相当必要になります。いやいや。まだどんなものか知りませんが、ちょっと想像するだけでも我が家には厳しいことが分かります。 私はフルタイムで出張も結構多いサラリーマンです。近所に両家の両親が住んでいる訳ではありません。夫は絶賛社畜で、土日も平気で出社します。おっと待て待て。2年間にワークワイフバランスを考えて転職したはずが、蓋を開けるとちゃーんと社畜じゃないか!この辺のツッコミはさておき、夫は楽しそうに働いております。本人は良いかもしれませんが、妻としてはぐぬぬ…となる時も。 三男はまだ保育園の3歳児クラス。次男は小2。2人ともサポートはそれなりに必要です。 ホントやめてくれ…中受なんてキツイよ。 でも、長男の気持ちは固く、どうしてもやりたいとのこと。
うーーん。GOするしかない! というのも『子供自身がこの教育を受けたい!』と思った時に経済的な制約をなるべくかけたくないな~と常々思っていました。とはいえ、我が家は資産家でもないですし、親が太い訳でもない。我々夫婦が高給取りな訳でもない。 子ども達には保育園時代に延長や早朝保育に行ってもらい、働ける時に必死に稼ぎ、運用し、コツコツ貯めようと考えていました。運よく?まだ仕事を辞めずに働いているためか、中学受験用の資金は捻出できそうです。いや、ヒーヒーですよ。 長男が中学受験をしたい!と言うのならば、今でしょ!使い時! どうする?すぐに塾に入る?と長男に聞いたところ、「新小5が始まる4年の2月からがいい」とのこと。了解。 じゃあぼちぼち塾探しを始めようか。同時並行で11月~1月にかけてお家で家庭学習をしてきました。いや~これがしんどかった。家庭学習の習慣が、宿題とちょっとした読書しかついていない我が家にとって、中学受験対策をお家ですることは至難の業でした。 手探りでテキストを調べ、これがいいんじゃない?というワークやドリルを長男にやらしても、全く進まないのです。あれだけ自分から「中学受験がしたい!」と言ったのにそこは小学生。やる気のある日とない日のムラが激しい。勉強中に癇癪を起し、拗ね、もう大変です。 そんな中、気がついたことがあります。 長男、国語関係が壊滅的だった・・ ふんわり そうかもしれない…と思ってはいたのですが。ここまでとは!本人、本を読むことが好きではありません。0歳児~5歳くらいにかけて、読み聞かせもめーーっちゃしてきましたが、 そんなの関係ねぃ! そんなの関係ねぃ! はい、おっぱっぴー! …しばらく白目になってしまいます。