【長崎】平戸市で鄭成功ランタンナイト点灯式
NCC長崎文化放送
江戸時代初期に平戸で生まれ、「東アジアの英雄」と称される鄭成功の生誕400年を記念したランタンナイトが平戸市で始まりました。 【写真】平戸市で鄭成功ランタンナイト点灯式
平戸市川内町の鄭成功記念館の周辺で17日始まった「鄭成功ランタンナイト」。 今年の夏に続き、2回目の開催です。 鄭成功(1624-1662)は、1624年に平戸市川内町で中国人貿易商の父と、日本人の母のもとに生まれ、7歳で中国に渡りました。1661年、38歳でオランダの支配下にあった台湾を解放し、政府を設置して法律を定め、開拓を進めたことから「東アジアの英雄」と呼ばれています。 今年は、鄭成功の生誕400周年にあたり、平戸市では記念事業を進めています。ランタンナイトの第2弾では、ランタンの数を前回の400個から倍以上の1000個に増やしました。日本・中国・台湾の職人が手掛けた多彩なランタンが会場を幻想的に照らし、訪れた人たちは写真を撮りながら楽しんでいました。 平戸市・黒田成彦市長: 「鄭成功をたたえるイベントは夏の生誕祭、前夜祭だけだった。今回、年間を通じて行うことを企画しながらランタンナイトを冬の季節に実現できたことは大変うれしく思っています。ライトアップ事業が平戸全体に広がって人が集まるようになれば非常に盛り上がると思います」 鄭成功ランタンナイトは来年1月13日まで、毎日午後6時から9時まで点灯します。
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