二軍施設で練習後の姿を発見!″令和のお騒がせ怪物″佐々木朗希 が「笑顔で夢の舞台へ」
「厳しい激励もすべて力に変えてアメリカで頑張ってきます!」
日米が注目する若き剛腕はその日、思いもよらぬファンからの温かい歓声を全身に浴び、人知れず目を潤ませた。 【画像】リラックスモード…!佐々木朗希の貴重すぎる「私服写真」…! 「ファンの皆様、5年間熱いご声援ありがとうございました。これまでいただいた熱いご声援、厳しい激励もすべて力に変えてアメリカで頑張ってきます!」 11月17日、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテのファン感謝デーで、佐々木朗希(23)がポスティングでのメジャー移籍容認発表後初めて、公の場に姿を現した。 佐々木は数年前からメジャー志望を公言し、昨オフには選手会を脱退、今季の契約もキャンプ開始直前まで保留するなど、球界を騒がせてきた。また、故障離脱が多く、入団以来一度もローテを守り抜けなかったことから、今回のメジャー行きに否定的なOBファンも多い。 「もちろん、そうした意見は朗希にも伝わっている。だからこそ、これまで朗希はなかなか取材に応じなかったし、ヤジを恐れて公の場で話すことを避けてきました。にもかかわらず、ファン感謝デーでは朗希を応援する声が多く、朗希の言う″厳しい激励″を口にするファンは少なかった。ファンからの愛情を感じ取った朗希は、壇上で涙を浮かべていました」(現地を取材した記者) ◆『日常が失われる前に、後悔しない行動をする』 本誌はそんな佐々木を11月中旬、浦和にあるロッテの二軍施設で目撃した。黒いパーカーにスウェット、そしてサンダルという地味な出で立ちでも、192㎝の長身はよく目立つ。トレーナーらと話しながら夜道を歩く佐々木は終始笑顔で、批判の声もどこ吹く風のリラックスムードを漂わせていた。 「朗希は現在、メジャーでローテを守るための身体作りに励んでいるようです。ネット上では広告代理店関係者らとの会食の噂も流れていますが、練習場と自宅を往復するストイックな日々が続いているのが実情です」(スポーツ紙デスク) 現在23歳の佐々木は、メジャーの『25歳ルール』に則ったマイナー契約を所属球団と結ぶことになる。メジャー1年目の年俸は最高でも約700万ドル(約10億8000万円)程度と予想され、山本由伸(26)のような数十億~数百億円規模の契約は望めない。とあるメジャーのスカウトは、佐々木の投球を目の当たりにし、「もし25歳ルールがなければ10年3億ドル(約463億円)を結ぶ価値がある」と絶賛したという。 「ところが、メジャー移籍を2年早めたことで、これからフル回転して結果を出し、自力で大型契約をつかみ取る必要が出てきた。場合によっては、生涯年俸ベースで数十億円も損することだってあり得ます。今回の移籍は批判の的となるうえ、金銭的なリスクを伴うんです。それでもメジャーに行くという決断を下すには、相当な覚悟が必要。幼いころに東日本大震災で被災した経験から、『日常が失われる前に、後悔しない行動をする』という考えを持っているのでしょう。 移籍先の筆頭候補は、大谷翔平(30)や山本のいるドジャースですが、ヤンキースやパドレス、カブスなども佐々木に興味を示しています」(前出・デスク) FRIDAYが目撃したとびきりの笑顔を、メジャーのマウンド上でも見せてほしい。 『FRIDAY』2024年12月6日号より
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