ムバッペがいなくても強いPSG 新たにチームを牽引するフランス代表22歳FWの存在
3-1でレンヌに勝利
リーグ・アン第6節が27日に行われ、パリ・サンジェルマンがレンヌと対戦した。 ここまでリーグ戦5勝1分の負けなしのPSG。試合は30分にFWブラッドリー・バルコラがカウンターからカーブをかけた鮮やかなシュートを決めPSGが先制。58分にはバルコラのシュートのこぼれ球にMFイ・ガンインが反応し、ヘディングで押し込んで追加点を挙げる。68分にはDFアクラフ・ハキミのクロスに再びバルコラが合わせて3点目。その後PKで1点を返されるも、試合は3-1でPSGが勝利した。 試合後、監督のルイス・エンリケは記者会見にて「私たちは非常に優れていた。我々は3ゴールを決めたしもっと得点できたはずだ。とても正確だったし本当に試合を楽しめた」と評価するも「最後の15分で、リードしているときのホームゲームのあるべき姿をコントロールできなくなってしまったのは事実だ。簡単なチャンスを失いすぎたし、ボールもあまり持てなかった」と終盤の試合の終わらせ方について言及した。 この試合2ゴールを決め、MOMにも選出されたバルコラ。今季の活躍は凄まじく、ここまでで6ゴールを記録しリーグ得点王となっている。スペイン紙『AS』では「パリには新しい王がいる」という題名で掲載し、昨季退団したFWキリアン・ムバッペに代わる新たにリーグ・アンを象徴する選手になりつつある。 そんなバルコラに対しルイス・エンリケは「逆に全試合で素晴らしいプレイをする選手を教えてください。それではつまらない。特に21歳や22歳の選手となるとね。今日は神、昨日は悪魔」とチームのエースを評価した。 ここまで負けなしのPSGは、現地時間9月30日にチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第2節でアーセナルと対戦する。
構成/ザ・ワールド編集部