《ドリカム結成35周年》2368人が選んだDREAMS COME TRUEの名曲ベスト10 第3位は『決戦は金曜日』、第1位と第2位は名作ドラマの主題歌
【第4位】 『晴れたらいいね』(1992年) 189票 NHK連続テレビ小説『ひらり』(1992年)の主題歌。吉田の故郷である北海道・池田町の風景をイメージして作詞されたとされ、1995年には高校の音楽の教科書にも掲載された。 「人間関係に悩んでいた当時、この曲を聴くと救われた気持ちになりました」(64才・主婦) 【第5位】 『ア・イ・シ・テ・ルのサイン ~わたしたちの未来予想図~』(2007年) 181票 吉田が高校時代に作ったという『未来予想図II』(1989年)と『未来予想図』(1991年)の世界観をイメージして製作された同名の映画(松下奈緒主演/松竹)の主題歌として新たに書き下ろされた。『未来予想図II』はシングル曲ではないが代表曲のひとつ。 「当時つきあっていた夫がデートの別れ際、歌詞になぞらえて車のライトを点滅してくれました」(52才・パート) 【第6位】 『やさしいキスをして』(2004年) 172票 中居正広主演のドラマ『砂の器』(2004年・TBS系)の主題歌。女優・宮崎あおいらが出演するMVも話題に。 「男友達に片思いしていたけれど、関係を壊すのが怖かった自分の気持ちと歌詞をよく重ねていました(42才・主婦) 「切ない歌詞なのですが、大好きな中森明菜さんがカバーしてくれて、ますます好きになりました」(60才・主婦)
【第7位】 『大阪LOVER』(2007年) 159票 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアトラクション「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」のために書き下ろされた曲。遠距離恋愛をテーマにしており、歌詞に登場する女性のぎこちない大阪弁がかわいいとファンの間で高い人気を誇る。 「関西人が愛してやまない曲。ドリカムが大阪の歌を!と、当時は驚きました」(68才・自営業) 【第8位】 『サンキュ.』(1995年) 113票 1995年1月に阪神・淡路大震災が発生したことを受け、急遽2月にチャリティーシングルとしてリリース。ミリオンセラーを記録し、印税は被災地へ寄付された。ドリカムファンの間では3月9日が「サンキュ.の日」に。 「高校の卒業式の後、皆でカラオケへ。ずっと友達だよという気持ちを込めて歌った思い出が」(36才・会社員) 【第9位】 『LAT.43°N~forty-three degrees north latitude~』(1989年) 94票 デビューした1989年に発売された4thシングル。タイトルは、北海道札幌市の緯度“北緯43度”を表している。 「彼(いまの夫)とスキーに行く車中で、雪景色を見ながら聴いて感動した思い出が……」(51才・ 主婦) 「彼とけんかをしたときによく聴いていました。つらいのは自分だけじゃない、と思える曲」(54才・主婦) 【第10位】 『朝がまた来る』(1999年) 84票 フジテレビドラマ『救命病棟24時』第1シリーズ(1999年)の主題歌。救命病棟で働く医師や看護師の気持ちを吉田が歌詞に投影したとされる。以降、ドラマの第5シリーズまですべての主題歌を担当。シングルに収録された『三日月』も同ドラマの挿入歌に。 「大阪に転勤となり仕事やプライベートで悩んでいたとき、毎日この曲を聴いて励みにしていました」(52才・会社員) 取材・文/植木淳子 ※女性セブン2024年11月28日号