「あまりにも失礼」こっちのけんと、紅白初出場内定報道も“肩書き”めぐり物議…ファンの怒りで懸念される「禁断ワード」
アーティストのこっちのけんとの、『第75回NHK紅白歌合戦』初出場が内定したという。11月15日、『スポーツニッポン』が報じた。ただ、インターネット上では、彼の”肩書き”をめぐって物議を醸している。 【写真あり】兄の菅田将暉 こっちのけんとは、5月に配信した楽曲『はいよろこんで』がTikTokで注目を集める。サブスクリプションの総再生回数は1億3000万回を超え、2024年に大ブレイクを果たした。 「耳なじみのよい歌詞と手足を払うように広げて踊るダンスが特徴的です。JO1や香取慎吾さん、小林幸子さんなど、多くの歌手とコラボして老若男女問わず認知されました。曲名の『はいよろこんで』は新語、流行語大賞にノミネートされたことも鑑みると、『紅白』の有力候補といえます」(芸能記者) そんな人気アーティストは、俳優の菅田将暉の実の弟であることを公表している。そのため、紅白内定報道に関して、一部の配信サイトで「菅田将暉の弟 紅白初出場が内定」と記載された。ただ、Xでは、この肩書きに異議を唱える人が続出。 《「はいよろこんで」で大ヒットのこっちのけんとさんって呼んであげて…》 《菅田将暉の弟を肩書きにするな こっちのけんとはそんなの望んでない》 《こっちのけんとさん、完全に自力でブレイクしたのに「菅田将暉の弟」という肩書きはあまりにも失礼だと思う》 《「こっちのけんと」って、ちゃんと書いてやってよ 兄弟とはいえ、付属じゃなくて一個人でしょうよ!》 アーティスト名ではなく、「菅田将暉の弟」と記載されたことに不満を抱く人が多い。辛辣な声が見受けられるのは、こっちのけんとの兄に対する思いが関係しているようだ。 「こっちのけんとさんは、8月に放送されたバラエティ番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日系)で、『菅田将暉の弟』と題した文章を公開しました。その際、中学時代に俳優として活躍する菅田さんと比較されたり、いじめを受けるなど、思い悩んだ時期があったことを打ち明けたのです。 もちろん、お兄さんの活躍は誇らしかったと思いますが、コンプレックスを抱くことも少なくなかったようです。そうした経緯を知るファンからすれば、アーティスト名ではなく、“菅田将暉の弟”と紹介されたことで、こっちのけんとさんの辛い過去を掘り返されたような思いになったのかもしれません」(前出・芸能記者) こっちのけんとが紅白に出場すれば、さらに注目を集めることは間違いない。ただ、懸念されることもある。 「こっちのけんとさんを紹介する際、やはり現状の知名度を考えるとメディアとしては菅田さんの弟であるという説明は外せないでしょう。ただ、今回のファンのピリピリした反応を鑑みると、兄弟に関する話題は慎重に扱う必要があるかもしれません。“菅田将暉の弟”が禁断ワードにならないといいのですが……」(前出・芸能記者) 紅白初出場で、“よろこんで”ばかりではいられないようだ。