アモリム・ユナイテッドはユヴェントスの真似をすべき? 元アストン・ヴィラMFが語るペップ・シティ撃破の鍵 「マンチェスター・シティの試合へのアプローチは予想しやすい」
週末のビッグマッチ
今週末に控えるプレミアリーグ第16節の注目マッチであるマンチェスター・シティ対マンチェスター・ユナイテッドの一戦。 ライバル関係にある両者の戦いは激戦必至となるが、この試合を前に元アストン・ヴィラMFリー・ヘンドリー氏は今のペップ・グアルディオラ率いるシティを倒すにはCLでユヴェントス(0-2)がやったことをユナイテッドもすべきだと考えている。 「マンチェスター・シティの試合へのアプローチは予想しやすい。だからこそ、各チームは彼らを研究している。ユヴェントスは多くのゴールを決めるわけではないが、守備が堅く、相手チームに得点を決めさせない。そして、カウンター攻撃を仕掛ける。もし私が今夜の試合を観戦しているルベン・アモリムだったら、ユヴェントスがやったことを真似するだろう。つまり、彼らのボールをサイドに追い出させるようにする」 「クロスを供給しないのなら、ジェレミー・ドクをピッチに立たせる意味がどこにあるというのか?私は試合を見ているが、彼らは0-2で負けているのにそれでも完璧なパスを見つけようとしている。なぜだろうか? サイドバックにボールを出し、サポートを受け、ボックス内にボールを入れるべきだ」 「ユヴェントスは今夜はそれほど良くなかった。彼らは守りを固め、よく守り、サイドに押し出して相手を苦しめ、最初のゴールが入った瞬間に試合は終わった。彼らはマテウス・ヌネスを投入したが、その理由は分からないし、彼がチームに何をもたらすのかも分からない。サヴィーニョも投入されたが、全く何もしなかった。予想通りのパフォーマンスだった。この調子が長く続けば続くほど、彼らにとっては厳しいものになるだろう」(英『Sky Sports』より) ケビン・デ・ブライネの絶妙なパスもあるが、現状シティで得点が一番期待できるのはサイドからのクロスをアーリング・ハーランドが押し込む形だろう。しかし、両ウイングのクロス精度が高いわけでもなく、中で合わせる人もハーランドのみだと相手も守りやすい。そのため、ヘンドリー氏は中のハーランドへのクロスさえ警戒していれば、シティの両ウイングにボールを持たれてもそれほど脅威にならないと考えている。 ユナイテッドもアモリム新監督の下、まだチームを作っている最中ではあるが、今のペップ・シティは不安定だ。勝ち点3を獲得できるチャンスは十分にあるが、注目のダービーを制するのはどちらか。
構成/ザ・ワールド編集部