ニューイヤー駅伝5年ぶりの優勝 旭化成陸上部 宗 猛 総監督・西村 功 監督・齋藤 椋 選手に聞く
■1区 長嶋選手が区間賞 本当に見ごたえあるレースでした。 ここからは選手たちの走りを振り返っていきますが、まずは西村監督、1区で区間賞をとった長嶋選手の走りはどうでしたか? (旭化成陸上部 西村 功 監督) そうですね、やはり1区で勝ちを取ってくれて、チームに勢いをつけるような走りをしてくれました。 (髙橋美苑リポーター) 私も走りからすごく気合も感じました。 長嶋選手は、去年も1区を走りましたが転倒で遅れてしまい特に悔しさを味わったと思います。今年はどんな思いで1区を託したんですか? (旭化成陸上部 西村 功 監督) やはり昨年のことがあったので、今年はリベンジをしたいというところがありましたので、ぜひとも区間賞を取って、リベンジしてほしいという形で繰り出しました。 ■若手とベテランが力走 (髙橋美苑リポーター) 続いて、2区から5区も若手とベテランがそれぞれ力走しました。西村監督、中盤のレース展開を振り返っていかがですか? (旭化成陸上部 西村 功 監督) 「2区の茂木のところがエース区間でしたので、ここでできるだけ離されないようにという感じだったのですが、1区の長島が区間賞を取ってくれて、いい流れを作ってくれましたので、2区・茂木も、3区、4区、5区、それぞれしっかりと頑張って走ってくれました。 ■首位と10秒差 (髙橋美苑リポーター) そして、6区を走ったのが齋藤 椋 選手です。 齊藤選手は、ニューイヤー駅伝には去年に引き続き2回目の出場ということで、今回の大会を振り返っていかがですか? (旭化成陸上部 齋藤 椋 選手) 昨年に続いて6区を担当させていただいて、昨年は2位・3位でタスキをもらったのですが、私は2位で終わって、昨年と同じような展開だったのですけど、落ち着いて走ることができて、アンカーの井川にも差を余り広げず、耐える走りでタスキを渡すことができたので、良かったと思います。 (髙橋美苑リポーター) 齊藤選手はアンカーの前の6区で首位と10秒差でたすきをもらいました。どんな気持ちでしたか? (旭化成陸上部 齋藤 椋 選手) しっかり前を追っていかないといけないなというふうに考えていたので、攻める気持ちでレースに臨みました。