“幽霊秘書疑惑”を報じた記事に「事実無根」と猛抗議…ついに議員辞職「広瀬めぐみ氏」の「上納」ではなく「借金」という大嘘
〈一時借用しておりました〉
広瀬氏は特捜部の聴取に“全面降伏”しているわけで、この公開された反論文そのものが全て嘘だったわけだ。 実は“幽霊秘書”報道の後、本誌が秘書給与について広瀬氏への「上納」を示す証拠LINEや音声を取材の中で入手し、広瀬事務所に問うと以下のように回答文があった。ここではさらなる言い訳に終始している。 〈私は令和4年8月から議員活動を始めましたが、資金不足で大変であったことから、A氏から金銭の借り入れをしていました。A氏の好意で、同氏が融通できる金額を一時借用しておりました。したがって、「上納」という事実は一切ございません。借入金は既に令和5年内に返済済みであり、A氏から領収書もいただいております。したがいまして、違法であるとの認識はございません〉 広瀬氏が事務所関係者に送ったLINEには「違法なことだから」と上納の違法性を認識していたかのような発言があった。これについては、 〈ご質問に「違法なこと」とありましたが、当時の政策秘書(退職済み)が違法な提案をしてきたことがありました。当然、それはお断りしております〉 しかし、広瀬氏は自身の資産等報告書に借金の旨を記載しておらず、報道後の今年4月になって、資産等補充報告書に借入金を未報告から「25万円」に改めている。本誌には秘書給与詐取を「借金」として誤魔化し、公的な報告書にまで嘘を書き入れていたのだから、これほど悪質なことはない。 そんな浅はかな言い訳は当然、特捜部には通用しなかったわけだ。 デイリー新潮編集部
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