パルマーは“イングランドのメッシ”と呼ぶべきほどの逸材? 毎試合のように得点に関与するモンスターとなりつつある
左足から繰り出される魔法にサッカー界が魅了されている
26日にプレミアリーグ第18節でフラムと対戦したチェルシーは、惜しくも1-2で敗れてしまった。ただ、このゲームでもチェルシーMFコール・パルマーのプレイは圧巻だった。 パルマーは前半に先制点を決めたが、最初のタッチからシュートまでかなり難易度の高いプレイだった。淡々とゴールネットを揺らしたが、あれが出来る選手はほとんどいない。改めてパルマーの才能が分かる一連のプレイだった。 左足で違いを生み出す点を考えても、パルマーを『イングランドのメッシ』と表現するのも大袈裟ではないかもしれない。英『Daily Mirror』が振り返ったのは、今年1月に行われたFA杯4回戦のアストン・ヴィラ戦だ。 当時のチェルシーはマウリシオ・ポチェッティーノが指揮しており、チェルシーはアストン・ヴィラとスコアレスドローに終わった。このゲームでポチェッティーノはパルマーを最前線で起用していたが、試合後に得点を決められなかったパルマーについて次のようにコメントしていた。 「彼も毎試合得点することはできないよ。それが出来ていたら、彼のことをパルマーではなく、メッシと呼ぶべきかもしれないね。それでも彼のポテンシャルは計り知れない。得点できる時、できない時があるだけさ」 これは冗談混じりのコメントだったが、同メディアはパルマーをメッシと重ねたポチェッティーノの考えは正しかったかもしれないと伝えており、今やパルマーは毎試合のように違いを生み出すスペシャルな選手に成長しつつある。 相手を翻弄するパルマーの左足はエレガントで、メッシを思わせるところもある。今後はイングランド代表でも攻撃の中心となっていくはずで、その才能はとてつもないレベルだ。
構成/ザ・ワールド編集部