日本学校合奏コンクールで日本一 バリトンサックス奏者の仲野さん 京都共栄高2年
福知山市東羽合、京都共栄学園高校吹奏楽部のバリトンサクソフォン奏者、仲野優良さん(2年)が第13回日本学校合奏コンクール2024ソロ&アンサンブルコンテストのソロ部門高校の部で、最優秀賞の中でも最も評価が高い文部科学大臣賞を受賞し、日本一に輝いた。共栄高から文部科学大臣賞に選ばれたのは2年連続となる。 コンクールは11月に千葉県であり、ソロ部門高校の部には、CD録音審査の予選を突破した14人が出場した。 仲野さんの披露曲は「カヴァティーネ」。ソロコンテストに出場するのは初めてで、緊張したが、「本番ではホールに響くような演奏を心掛けました」。もの悲しい旋律と明るい旋律をしっかりと吹き分けることを意識したという。 最高の結果を手にして、「昨年、先輩が文部科学大臣賞を取られたので、自分も取れたらいいなと思っていましたが、まさか受賞できるとは思いませんでした。とてもうれしい」と喜ぶ。 仲野さんは吹奏楽部の部長でもあるため、部のまとめ役も担っている。「個人で音楽を楽しむのも好きですが、大勢で演奏する吹奏楽も好きなので、これからも部員みんなを引っ張っていき、良い演奏をしていきたい」と気を引き締めた。
フルート奏者の成橋さん優秀賞
また、フルート奏者の成橋陽菜さん(2年)も本選に進出。成橋さんは「ファンタジー」を演奏し、優秀賞を受けた。