節約のため豆腐を白米の代わりにしています。低糖質なのでダイエット効果もあると聞きましたが栄養面は問題ないでしょうか?
豆腐はたんぱく質が豊富で低カロリーなため、ダイエット効果が高いと耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。しかし、白米の代わりに豆腐ばかり食べるという方法はエネルギー不足が否定できず、代謝も落ちやすくなるため痩せにくくなってしまう可能性があります。 そこで今回は、豆腐を白米代わりにした食事により起きる、栄養面の問題についてご紹介します。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
豆腐と白米の価格を比較
はじめに、豆腐と白米の価格を比較してみましょう。豆腐の相場は1パックで約100円です。一方米の相場は、2キログラム入りの場合で約1000円とのことです。 したがってご飯1杯あたりは約40円になり、コスパのみで考えると豆腐を1パック食べるよりも節約につながる可能性があるといえます。
豆腐と白米の栄養の違い
コスパのみで考えると、白米のほうが節約につながる可能性があることが分かりました。しかし、毎日食べるなら栄養面も気になるのではないでしょうか。豆腐と白米の摂取できる栄養素を表1にまとめました。 表1
豆腐も白米も、栄養素が豊富で健康によい食べ物といわれています。しかし、同じ物ばかりを食べていると栄養が偏ってしまうため、野菜や肉、魚などを一緒に食べるのも重要です。
豆腐は本当にダイエット効果があるの?
豆腐はカロリーが低く、脂身の多い肉と比べると脂質が低い傾向にあるため、ダイエットに向いているといわれています。ダイエット中は、適度な運動はしつつカロリーをおさえるのも大切です。 ただし、白米の代わりに豆腐で毎食置き換えるダイエットはおすすめしません。なぜなら、カロリーが低いということはエネルギーも不足しがちになる可能性があるからです。エネルギーが不足している状態では代謝が落ち、筋肉量も減少するため、反対に痩せにくい体質になるとも考えられます。 ダイエット目的で白米を豆腐に置き換えたいなら、昼はエネルギー摂取のために白米を食べ、夜遅くのごはんはカロリーをおさえるため豆腐に置き換えるなど、状況に合わせて変更しましょう。