[ヤバ…楽しすぎでしょ!]爆釣ポイントを独り占め!カヤックフィッシング入門!
釣りをする上での注意点
カヤックフィッシングにおいて風と波は大敵。 照屋「今は風が5~6m吹いていて、白波がギリギリ立たないくらい。これがカヤックフィッシングの限界です。これ以上風が強くなり、一面に白波が立つと舵が効きずらくなります。安全面を考慮して、そうなる前に陸に上がるのが懸命です」 そしていよいよ釣り開始。 照屋「ここは水深4mくらいで、底には根があります。なので、フローティングミノーで中層より少し上をゆっくりとトレースしてきます。カヤックフィッシングは、その機動力を生かして魚の反応がいい場所を探してラン&ガンしていくのがいいと思います。2~3投して反応がなければ移動でOK。足漕ぎは手がフリーになるので、移動してすぐにキャストできるのが利点ですね」 どんなところを狙って投げればいい? 照屋「岩礁帯と砂地の境目が狙いどころです。偏光グラスをかけていれば、岩礁帯は黒く、砂地は青く見えるので、見分けられると思います。 岩礁帯と砂地の境目、そこが狙いどころだ。 照屋「大きな岩などがあれば、その向こうにキャストしてトゥイッチなどのアクションを入れて魚に気付かせてやると効果的です。そして、根の上を通過させるときにゆっくり巻いて食わせる、こうするとアタックしてくることが多いですよ」 そして待望のファーストヒット! 照屋「イソフエフキですね、現地名はクチナジ。このあたりで一番よく釣れる魚です。タマンの仲間で、よく引きますよ」
カヤックフィッシングの魅力
照屋「ボートでリーフのキャスティングでその釣りの面白さにハマって、自分でも海に出て釣りをしたい、そう思ってカヤックを始めたんです。天候をしっかり把握して、自分の力で魚を探したり、ショアからではできないポイントを攻められることが魅力です。そして、海に浮かんでいるだけで気持ちが良いと感じれるのもカヤックのいいところです」 ポイントのアプローチの仕方についても解説。 照屋「基本的にカヤックは風に流されながら釣りをすることになります。なので、攻めたいポイントがあったら、まず風上から回り込むようにエントリーして、流されながらアプローチするようにしてください。追い風でキャストできるので、キャストもしやすいですよ」 リーフのアウトサイドまで移動してきた照屋さん。今度はスジアラを狙ってみることに。 照屋「水深は20~30m。60gのジグで狙ってみます。潮に対して斜めにキャストし、ボトムまで落としたら、シャクってフォールさせてを繰り返します」 するとヒット! 照屋「きた! スジアラじゃないけど赤い魚、バラハタですね。現地名はナガジューミーバイです。シガテラ毒があるので食べないほうがいいです!」 沖のエリアでキャッチしたのはバラハタ。 そして立て続けにヒット! 照屋「潜られちゃいましたね。でも足漕ぎなら根の向こう側に簡単に行ける。手漕ぎだと竿を持ちながらパドルを漕がないといけないので大変なんですよ」 無事に根を回避し、上がってきたのは小振りなカンモンハタ(イシミーバイ)。根の潜られながらも、カンモンハタを無事キャッチ。