ネコの両足を折り曲げるなどして遺棄 動物愛護法違反の疑いで大学生の男(23)逮捕 連続不審死にも関与か
自宅でネコを傷つけ路上に遺棄したとして、動物愛護法違反の疑いで松山市の大学生の男が逮捕されました。 【写真を見る】ネコの不審死が相次いで発見された公園 警察では今年8月以降、市内で相次いでいたネコの不審死についても、関与を調べています。 警察によりますと、逮捕されたのは愛媛県松山市西長戸町の大学生・佐藤彰真容疑者(23)で、今月25日、自宅でネコ1匹の両後ろ脚を折り曲げるなどして傷つけ、松山市美沢まで自転車で移動し、路上に遺棄した疑いがもたれています。 警察は、容疑者の自宅から犯行に使ったとみられる用具などを押収していて、調べに対し佐藤容疑者は「痛めつけて弱ったネコを捨てたことに間違いない」と容疑を認めているということです。 一方、現場近くにある松山総合公園やその周辺では、今年8月以降、両耳を切られたり木の枝を刺されたりするなどしたネコの不審死が少なくとも6件確認されています。 警察ではパトロールを強化していたところ、今回の事件を発見したということで、これまでの不審死についても関連を捜査しています。