キャッスルトップ(撮影：高橋正和)

　21年のジャパンダートダービーを制したキャッスルトップ(牡6)が、船橋・渋谷信博厩舎から高知・宮川真衣厩舎に移籍した。 【写真】キャッスルトップこれまでの軌跡 　同馬は父バンブーエール、母ジーガートップラン、母の父マヤノトップガンの血統。20年10月にデビューを迎え、通算9戦目となった翌年5月の3歳四組(浦和ダ1400m)で初勝利を挙げる。続くJRA交流ツイントップ特別(浦和ダ1400m)、水無月特別(B3一組・船橋ダ1600m)と連勝を伸ばし、果敢にもジャパンダートダービーにチャレンジすると、12番人気で単勝129.5倍の伏兵評価を覆して大金星。タッグを組んだ仲野光馬騎手は同レースが3回目の重賞挑戦で、大井競馬場での騎乗が1年9カ月ぶりだったことも話題となった。 　その後は重賞やオープン競走を中心に出走を重ねたが、23年3月の日吉OP・2着が最高着順で、このほど新天地に活躍の場を求めることになった。高知競馬では原則として過去2年間の獲得賞金額で格付けを決定しているため、近走成績が振るわないキャッスルトップは下級条件からの再スタートとなる見込み。JpnI馬が復活なるか注目される。