「私がユナイテッドを好きなのはモウリーニョが私のロールモデルだからだ」 モウと2ショットを撮っていたアモリムがマンU指揮官になることは運命だった
39歳の若き指揮官
マンチェスター・ユナイテッドの監督としてエリック・テン・ハーグの後任の最有力候補とされているルベン・アモリムは、プレミアリーグで14位に沈むクラブをどこまで引き上げることができるのか、就任を目前にして大きな注目を集めている。 [動画]守田も先発出場したポルトガルリーグ第9節 『Mirror』によると、アモリムはサッカー選手を引退した後、リスボン大学の人間運動学部で大学院課程を履修し始めたという。在学中にインターンを行った際には、驚くべきことにマン・ユナイテッドでジョゼ・モウリーニョの元で過ごした時期があったのだ。モウリーニョはキャリントンのオフィスで笑顔のアモリムと写真撮影をしている。 当時、モウリーニョはハイパフォーマンスコーチングコースのコーディネーター兼講師を務めており、彼は自分とコーチングスタッフのもとでインターンシップを行う優秀な学生を3人を選出。選ばれた3人のうちの1人にアモリムがいたのは、現在の監督としての成績を考えれば納得だろう。 さらに、「私がユナイテッドを好きなのは、モウリーニョが私のロールモデルだからだ」とアモリムは2017年11月に語っている。なぜ、自身と同じポルトガル人指揮官を崇拝しているのかを以下のように語っている。 「グアルディオラのように、私が好きな試合観戦方法を持つ監督はいる。しかし、私にとってロールモデルはモウリーニョだ。なぜなら、私はモウリーニョに近い方法でボールを観ているからだ。彼は対戦相手を非常によく分析し、特定のプレイスタイルだけでなく、勝つためにどう適応するかをよく考えながらチームを編成している。そして、私は少しそれに似ていると思う」 ポルト時代のモウリーニョ同様、ポルトガルリーグで素晴らしい成績を残しているが、イングランドの地では自身のロールモデルを超える旋風を巻き起こすことができるのか。その手腕に注目が集まる。
構成/ザ・ワールド編集部